リフォーム305

こんばんは、スタジオエイチの杉山英知です。

青梅の家と同時進行ですすんでいるK305のリフォームについてです。
リフォームは毎回、予算との戦いです。
また、どこまでやるのか、優先順位をどうつけるのかが重要になります。

内部まですべて壊して、スケルトンにし自由にデザインし直す場合には坪40万〜は必要になり、水廻りもいじるとなると坪60万〜は必要になります。
この場合、予算がかさんでしまいます。
ここまで徹底的にできる場合は良いのですが、そうでない場合が多いのも事実です。

今回の305でも予算に上限がありました。
最低限必要な、壁紙の張り替えなどを除くと自由にできる予算はかなり限られています。
マンションは築20年。
しかも、東京都が再開発で分譲したマンションのため、多くのモノが民間の基準ではなく公団の基準で作られています。
今回は下記にポイントを絞って工事を進めることになりました。
・老朽化しているUBの交換
・それに付随しての洗面の一新
・スイッチやコンセントプレートなどの交換
そして、前述の壁紙の張り替え。
収納の設置や壁の撤去なども提案はあったのですが金銭的な問題から今回は見送ることとなりました。

水廻りは築年数からおこなうのかどうかは検討項目にあがるか考えます。
それ以外の壁紙とプレートにつきましては見た目の問題を重視しました。
ぱっと見た時に目つく部分を交換するだけで、印象はだいぶ変わります。

今回のスイッチ、コンセントプレートは神保電気のNKシリーズを採用しました。

どこでも出回っている物に比べると少し高いですが、その分、シンプルでかっこいいです。
僕はこれが好きで、たいていの物件では採用しています。
購入は西新宿にある加賀谷電気商会にて。